Mazda RX-7 (FD3S)99.5
 TYPE-RS イノセントブルーMc

00.4.23 ALC走行会報告

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00.4.23 雨上がりの筑波


 今回は、日頃の行いのおかげか?走行時には晴天に恵まれました。自宅から守谷SAまで1時間。首都高の渋滞もなく、きわめて順調です。ただ、昨日、神奈川気象予報士会(及び懇親会)で、少々お酒を飲んだのが気掛かりではあります。だいぶSAVEはしたのですが、普段、走行会の前日は1滴も飲まないのです。体調も二日酔いという程ではないものの、あまり良くないので、無理しない方向で走る事に決めていました。
 昨日は、ALC代表・茶木 寿夫氏から、AUTO LOOK 筑波ガレージ,堀 雄登吉氏が最近ガレージ裏に造った、「ホリ・スピードウェイ」というアメリカン・オーバル(1周200mのダートコース)の走行を誘われていたのですが、暫く出ていなかった神奈川気象予報士会にも出たくて、悩んだ末、神奈川気象予報士会に出たといういきさつがありました。

 低気圧が北海道上空で発達中、弱い前線が関東を通過するところで、午前中は南からのやや強い風が吹き荒れ気温も朝からどんどん上がっています。あまりタイムは出ないだろうなと予想していました。前線通過は09:00〜12:00の間。気象庁の予報では「晴れときどき曇り/10%」でしたが、にわか雨も含めるとかなりの確率で雨が入ると予想していました。

 クルマに戻ったところ、南西の空には白く高くそびえ立つ巨大な積乱雲が・・・。風向きを考えると当然こちらにやってきますが、16:00の走行開始まで4時間ありますから、大丈夫でしょう。でも、今朝洗車してきたんだけど・・。
 サーキットまでの一般道走行中、12:00過ぎから降り始めました。受付開始の13:00頃は丁度ピークで、一時は突風を伴った30mm/hr位の降雨強度でした。それにしても砂混じりのキタナイ雨です。13:30頃にはほぼ止んで、ドラミと堀 雄登吉氏のお話の間には路面もドライになりました。

 この雨の影響で、前の時間に開催されていたレースが1時間ほど遅れ、我々のコースインも遅れて、しばらくBパドックでレース観戦していました。その間に日も傾き、気温・路面温度はだいぶ下がったようです。タイヤかすは多いものの、まずまずのコンディションです。

 慣熟走行の後、今回もタイムに関係なく、ゼッケン順でのスタートですので、私は13番目。遅いクルマを1台づつパス。5周目のダンロップ下あたりでR34 GTRを捕えましたが、第2ヘアピンの進入では、全く後ろを見ていない様子なのでこちらは後ろから第2ヘアピンをインベタで抜けて、ストレートの立ち上がりで抜き去ろうとしたのですが・・・、コーナー出口で並んだのに、やっぱり加速では敵わない。4速に入れてからの加速でようやく並び、ブレーキングでインからパス。
 2周ほどクリアラップが取れました。ゼッケン1番のインプレッサに追い付きましたが、周回遅れも出てきたし、相手は速いので抜くよりも、空いている後ろに下がりタイムアタックを試みましたが、黄旗や周回遅れで思うようにタイムが縮まらず、その後インプレッサには譲ってもらって前に出たものの、30分の走行時間は、そのまま終わってしまいました。

上↑:第1ヘアピンから
  ダンロップ下。
  周回が違うので連続では
  ありません。
右→
バックストレート
下↓:最終コーナー。
  インに付けていないのが
  バレバレです。
ALC会員、林氏の御厚意により、インプレッサで撮影した、車載カメラの映像からカットさせていただきました。



11周目 1'09"735
13周目 1'09"797

私の車載カメラから。


 とりあえずタイム・アップにはなりましたが、クルマのパフォーマンス・アップを考えると、当然のところです。次こそは8秒台を・・・。

 ECUをknight Sports EBS-IVに換えたため、ブーストは自由に変えられるようになったのですが、インタークーラーのパイピングの強度と、その他の部品のマッチングが心配なので、今回はノーマル以下、0.8kg/cm^2で走ってみました。遅ければ上げるつもりでしたが、そこそこで走れていたので、最後までそのままで行ってこのタイムです。ブーストの安定と、低回転のトルクアップの結果だと思います。
 また、水温も80℃〜85℃で安定しており、全く問題なかったので、次回はインタークーラーのパイピングを強化品に換えて、ブースト0.9kg/cm^2で行ってみます。

 今回はリヤの15mmのスペーサーを入れたまま(DRYでははじめて)走ったのですが、ターンインでアンダーが強く(というよりリヤが出なくて)、スロットルを開けるのが相当遅くなってしまいました。従って、当初目論んだ、「出口でのトラクション・アップ」には程遠い状況でした。5mm→15mmの10mm差がこんなに大きいとは・・・。ルックスは良いのだけれど、今度は外してみます。
 あまり、オーバーステアのクルマは好きじゃないのですが、これだとFC以上の強アンダーです。箱根の低速コーナーでは良い味をだしていたのですが、筑波の特に最終コーナーの脱出速度は前回のほうが遥かに速かった。

純正タイヤもあと2回くらい持ちそうですので、いろいろセッティングを探ってみます。今後、Sタイヤを買うときも、ノーマル・ホイルに履かせる事に決めました。


サーキットにおける今回からの変更点
スポーツ触媒 METALIT SUPER CATALYZER
ECU(コンピューター) HYPER SPORTS ROM
4BEAT FD-V
ブーストコントローラー SARD TRIGGER
CDI ACCEL 300+
Racing Ignition
水温計 SARD
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