Mazda ATENZA Sports23S ( LA-GG3S)02.10〜
クラシックレッド
2002.10.15 山梨県三国峠にて まだ、ちょっと時刻が早すぎたようで、日陰になってしまいました。 |
2002年8月12日。8年間供に過ごしたLANTISは、家内の運転中、事故のため修理不能となり、廃車となってしまいました。幸い、乗員乗客にはケガもなく、相手も電柱だったために他人にも損害を与えることもありませんでした。
LANTISとの突然のお別れに、子供達は号泣!(でもEP-71 STARLETを廃車にした時も号泣だったのだけど)。でも、いつまでも悲しんではいられません。
新車購入を考えた時、家族+αが乗れるミニバンも気になっていたのですが、国産のヤワなミニバンは所有する気が全くしません。TRAVIQ(SUBARU版ZAFIRA)だけは試乗して気になっていたのですが、シフトレバーが遠すぎるのと、左手にウインカーがあるところがネックになって、諦めました。でも、PEUGEOT
307SWがもっと早く出ていればちょっと違った展開になっていた可能性はありますが、結局<赤>がないので失格!
過去にLANTIS、FD-2号を購入したマツダアンフィニ横浜・荏田店で、発売開始前にATENZAは試乗させてもらっていました。この時はLANTISで行ったのですが、LANTISの脚の硬さと比べ物にならないしなやかさで、ATENZAの脚は路面のうねりを吸収し、それでいながらロールも少なく、ステアリングにクイックに反応し、十分なインフォメーションを乗員に与えてくれるのでした。FDのI型とV型の違いに近いと思いました。サスペンションは動かしても、十分なダンピングがあれば、操縦性は犠牲にしないんだよ!と語っているようでした。
家内は、「荷物の積める」ワゴンが欲しかったようですし、5ATの4WDも非常に魅力的だったのですが、「お父さんのクルマ」はやっぱりカッコ良くないといけない!また速さには軽量が必要条件ということから、5Door
Sportsに決めました。(4WDなら、BRIDE & GUARDEX Winter Driving Trainingで勝てるかなあ?という期待もあったのですが)
最大の難点は、純正のLSDが入っていないこと。車重も増え、雪道ではちょっと苦しい。
新車購入時オプション | ||
オーディオ | 純正CDプレイヤー +MDデッキ |
ATENZAは、最近のMAZDA車の常で、市販の1DIN HEAD UNITが積めないのですね。 本当は、LANTIS用に買ったばかりのMD HEAD UNIT (MITSUBISHI) を載せたかったのですが。 スピーカーを換える前でも、ソコソコの音はしていました。スピーカーを換えて、デッドニングをすると・・・社外品にも負けない音になりました。やっぱり、純正スピーカーがボトルネックのようです。 |
ブレーキ・キャリパー・ペイント | レッド | FDもブルーに塗ってあるのです(熱とダストで殆ど分からなくなっていますが)。ブレンボじゃないけど、結構目立ちます。 |
エアベントベゼルリム | レッド | センター・コンソールもあれば良かったのに、両サイドだけです。自分で塗っても良かった? |
ATENZA 23Sは、215/45R17タイヤ、キーレスエントリー、エアロパーツ、リアスポイラー、HIDヘッドランプ、フォグランプ等すべて標準装備なので、取り敢えずの装備は揃っています。したがって、ほとんどオプションは必要ありません。 ホイールは、是非換えたい。TOMMY KAIRA PRO-Rなんか、このクルマに合うだろうと狙っていますが、予算の都合で・・・。でも、この純正ホイール、結構大きく見えるし、掃除しやすいし、気に入ってしまいました。 |
いきなり取り付けたパーツ | ||
レーダー | YUPITERU RGP-10N |
GPSレーダー。使い勝手も良く、気に入っています。LANTISからの移設。ヒューズ・ボックスから電源を取ったのですが、ATENZAは何故かヒューズ・ボックスが左席足元にある!?早速配線しました。 |
ナンバープレート・カバー | クルマはキレイに磨けても、いつもナンバープレートだけが、WAXをかけてもキタナくなるのが不満でした。今回、F・Rとも、初めてクリアのカバーをかぶせてみました。でも、締め込みすぎたらヒビが入ってしまった! | |
ステアリングは、ファミリーカーとしてはエアバッグも外せないし、オーディオ・コントロールが結構便利なのでそのままのつもりです。(23Sはシルバー) | ||
その後取り付けたパーツ | ||
ヘッドライト | PHILIPS 6000K |
6000Kのはずがちょっと期待はずれ。純正HIDより色はキレイですが、結構暗い。FDの安物5500Kのほうが明るくて色も青い。 |
スモール | LEDX6バルブです。頭が大きいので心配しましたが、入りました。なかなか明るくてGOODです。 | |
ライト (少しずつ採用) |
PIAA X-TREAM WHITE |
フォグ、ポジション、ルームランプ等、X-TREAM WHITEに交換。 ポジションはカバーを開けて、引っ張れば簡単に外れます(狭いけど)。フォグは、アンダーカバーを外して、下からアクセスすると簡単でした。FDに比べると、なんと簡単なのでしょう! |
Fスピーカー 02.11.20採用 |
Carozzeria TS-F570 13x18cm楕円 |
デッドニング(エーモン:AODEAのKIT)も同時に行いました。ちょっと高かったけど。サブ・ウーファーなしながら、ヴォーカル、高音は締まっていて、なかなかの音が出ています。 トゥイーターはドアミラー根元の三角コーナーに着けました。 |
Rスピーカー 02.12.02採用 |
AZZEST F-127MS 13x18cm楕円 |
LANTISのFスピーカーを降ろして装着しました。フロントだけ交換した時には、後席では聞けない音でしたが、これで後席でも安心して聞ける音になりました。こちらもデッドニング済み。 因みに買ったばかり(LANTISのRearだった)のALPINE STE-162J はAIWAミニコンポ・スピーカーのウーファーの代わりに入れました。こちらも随分音がよくなりました。 |
リモコン・エンジンスターター 02.12.02採用 |
DATA SYSTEM WES250 III |
あんまり使わないと思うけど、早朝、スキーに行く時なども暖気運転は十分に行ったほうがよいだろうという観点から・・・。 普段は自宅車庫ではパーキングブレーキをかけない(MAZDA車はディスクなのでキャリパーが開きやすい)ので、フットブレーキラインから信号を取りました。過去のマツダ車と、ブレーキ・スイッチが全く違う!テスターで確認しながらなんとかやりました。ハーネスも少々狭かったけど、FDの3倍は楽。 |
シートベルト パッド |
Sabelt | 後席のシートベルトは、3席とも3点式なのは良いのですが、子供は首にかかってしまいそうです。そこで、中央にTOMYのジュニア・シートを固定し、横二人には、FDのSabeltのパッドをつけてベルトをさせています。 |
ルーフ・ キャリア & ルーフ・ボックス 02.12.06採用 |
THULE Rapid
System 750 THULE JETBAG XTRA2002 限定バージョン |
今までのTHULE950シリーズは、既に旧モデルのため、フックが合うものが出ない!仕方なくフット・バーとも新品を購入しなけ ればならない羽目になりました。10月発売予定だったのに、12月になってようやく入りました。 XTRA2002は多少コストダウンの痕が見られますが、まあ、充分かなあ?180cmのスキーが入ってもAtenzaのルーフに収まっています。autobacs専売バージョンで、とても安かったのも選んだ理由ですが、このサイズがなかなかなかったのです。 これで家族5人のスキーが汚れずに載せられるのが、何より嬉しい(今までは、宅配のビニール袋を巻いていました)。カーゴルームがLANTISの倍はあるので、ブーツ類はすべてトランクに入ります。 |
スタッドレス・タイヤ 02.12.06採用 |
YOKOHAMA ICE GUARD 205/55R16 |
LANTISの純正ホイールをとってありました。YHのスタッドレスは、氷上性能ではBSに一歩譲るものの、ドライ・高速性能、剛性でBSに勝っていると思います。今回は、夏タイヤの1inchダウンでYHをチョイス。ドライでは期待した通り、充分な性能。雪上性能も必要充分です。. |
シート 02.12.16採用 |
RECARO SR-II |
Atenzaのシートは非常に良く出来ていて、過去のマツダ車のような腰の痛みはないのですが、ノーマル・シートのグニャグニャ感がイヤで、結局LANTISから移植しました。BRIDEシートレールにレカロ・アダプター使用。ベルト・アンカーが妙に長いのですけど・・・。 やっぱり、ある程度タイトな感覚が欲しいのです。 |
アーシング 02.12.16採用 |
雷神? | 今回は、ディスカウントで\3,980のケーブルでやってしまいました。オルタネーターが低い位置に着いているので繋げませんでしたので、今度アンダーカバーを外した時にやります。新車では効果は??? |
ETC車載機 03.11.24採用 |
Panasonic CY ET600D | @niftyのサイトから探したお店で、安く購入できました。 本当は、ETC化に抵抗していたのですが、\50,000のハイウェイカードが無くなると辛い!仕方なく購入。でも、首都高は、なるべく回数券を使っています。 |
SUPER WOOFER |
KENWOOD | FDのKSC-WX1には全然及ばない。運転席RECAROの下に入る薄さが必要だったためなのですが、純正HEAD UNITにはSub-Woofer出力がないため、後席のスピーカーケーブル(リアドア付け根)から取っていることにも原因がありそうです。でも無いよりは100倍マシ! |
レーダー | YUPITERU | FDで良かったのですが、大きすぎてダッシュボードからはみ出すので、FDから移植。 |
整備情報 |
オイル交換は、アンダーカバーをまるごと外さないとできません(上抜きは除く)。オイルパンがアルミなんですねえ。締めすぎに注意!また、オイルフィルターもアンダーカバーを外す必要がある上、市販のものではダメなようです。環境対策で、フィルターだけ交換するタイプなんだとか。2回目のオイル交換でディーラーで交換してもらいました。 |
ヒューズボックスは助手席側にあります。センターコンソール、オーディオパネルの外し方はまだ研究中です。 |
ポジションランプはエンジンルームからカバーを開けて、引っ張れば簡単に外れます(狭いけど)。ハイビーム(H1)はポジションの下。バネのクリップを外す必要があります。フォグもH1で、アンダーカバーを外して、下からアクセスしてひねると簡単に外れます。ダストカバーも外さなくてOKでした。 |
ドアの内張りは、ドアノブ、アームレスト(グリップ部分の底)、ドアカーテシランプハウジング内の3本のネジを外し、プラスチックのクリップをこじると外れます(なかなか外れないのでクリップを取るのが難しい?)。リアはドアノブ、アームレストの2箇所です。このクルマ、ブチルゴムでビニールが張っていません。ドアパネル内にはすぐ樹脂製のユニットが入っていて、パワーウインドウ、ロックメカニズム等が一体となって取り付いています。今回はここまで外しませんでした。スピーカーホールから手を突っ込んで、デッドニング・シートを貼りこみました。 |
ICE GUARD Impression(205/50R16) |
98年まで使用したYOKOHAMA Guardex FHB以来、久しぶりにYHを選択。これは、今までBRIDGESTONE
BLIZZAK MZ-02を履いてみて、本州の道路事情を考えると、YHのほうが適しているだろうと考えたのと、GUARDEX
& BRIDE WINTER DRIVING SCHOOL(現在はICEGUARD & BRIDE WINTER DRIVING
SCHOOL)で、日下部保雄さん、ヨコハマタイヤ開発担当の方のお話を聞いて、ヨコハマ・タイヤのコンセプトに共感したからでもあります。 因みに、この当時RX-7(FD-2号)には、中古のBRIDGESTONE MZ-01(235-45R17+255-40R17)を履かせており、札幌の実家では、NISSAN BLUE BIRD SYLPHYにYOKOHAMA Guardex K2 F-720を履いていました。 まず長所‐‐‐‐1.高速での安定性、接地感の良さです。インチダウンしているにもかかわらず、DRY GRIPは充分。それ以上に、グニャグニャしたところがなく、215/45R17の夏タイヤと殆ど同一レベルのハンドリングといっても良いくらいです。これは、NISSAN BLUE BIRD SYLPHYに履かせているYOKOHAMA Guardex K2 F-720でも同様で、クルマも違うのですがGRASPICだとDRYの高速道路がイヤだったのですが、難なく走れます。 気になる雪上性能は、必要充分と言えるでしょう。絞まった低温の圧雪路は非常に得意。滑り出しはそこそこ早いのですが、滑りながらも一気にグリップを失うことがなく、私のように多少滑らせたまま走る人には非常にコントロール性が高く、相当な高速で走行可能です。逆に、滑り出すとビビる人には向いていないかも。 女神湖にも行けなかったし、ブラック・アイス、ミラーバーンには今年はお目にかかっていないので、本当の氷上性能については評価できませんでした。 2.騒音。16inchにインチダウンしているせいもありますが、17inchの夏タイヤと同レベル。逆に頭上のルーフ・キャリア/ルーフ・ボックスがうるさい。 短所‐‐‐‐ 1.WET性能の物足りなさ。FDの255-40R17の中古BLIZZAKに比べればマシなのですが、DRYと比較すると相当落ちます。 2.シャーベット状の雪(スラッシュ)でのトラクション性能不足。圧雪では充分な性能を発揮するのですが、本州でよく遭遇するタイプの充分除雪・圧雪されていないWET SNOWがザクザクの状態は、あまり得意ではないようです。ただ、コレは、ATENZAがLSD(Limited Slip Diff)を持っていないことに起因しています。横方向のグリップは充分に残っているのに、上り坂で、片側のタイヤのトラクションが抜けて、登れない!MAZDAにかぎらず、メーカーはこのような場合、DSC(Dynamic Stability Control:トラクション・コントロール)で、出力を抑える方向に(多分安全サイドに)制御したがっていて、LSDはオプションでも用意されていないのですが、雪道の急な登りでは、それではいつまでたっても登れません。横方向への滑りは人間が制御して、なんとか両輪にトルクを懸けて登りたいのです。 インチダウン(幅も215->205にダウン)していてもこの程度ですから、標準サイズの215-45R17だったら、さらにキツかったかもしれません。 充分に性格を理解したうえでの買物でしたので、まずは、買って後悔しないタイヤです。北海道のように氷上性能が全ての地域では物足りないかもしれません。MZ-03も、だいぶ改良されているようですが、今年も乗る機会がありませんでした。 |