気象予報士1628号のデブリーフィング

 このページは、実際の運航に基づいた特異気象を特集しています。転職に伴って前の会社での運航に関するデータをすべて削除しました。
今後、日本国内はもとより、ヨーロッパ、北米、東南アジア等の路線で経験した特異気象のお話しを載せていきます。
しばらく?おまちください。

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デブリーフィングとは
気象科学辞典(気象学会)にも載っていない、航空用語で、De-Briefingのことです。最新航空気象(中山 章/東京堂出版)には、<ディブリーフィング>(こちらのほうが、英語に近いが、我々の日常会話では、単に<デブリ>と呼んでいる)として多少の解説があります。
要するに、飛行後に行うpost-Briefingのことで、定期航空では、運航管理者(Dispatcher)に、今、飛んで来た状況を細かく説明(Pilot Reportという)します。これにより、運航管理者は、予報では分からない小さな現象や、より精確な雲高、視程、揺れ具合などのデータを得るとともに、予報と実況のズレを判断し(ナウキャスト)、他の便の飛行に役立てる事が出来、気象に対する理解を深めることができるというわけです。
また、気象以外では、飛行(特に訓練を伴う場合)の<振り返り>の意味で使います。

私のは、どちらかというとその後者で、「気象学的に、あのFlightを振り返ってみよう」という趣旨です。気象関係者、航空関係者双方に読んでもらえるようなものを目指して、さらに追加していきます。


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